知っていますか?日本では3万人以上の子どもが親と離れて暮らしていることを...

 

 

現在、全国で2才〜18才までの児童が入所できる児童養護施設が595カ所あると言われています。
2才以下の子どものみ保護している『乳児院』を足すと、児童の保護施設は全国で約730施設あります。

それにも関わらず、ほとんどの施設が規定の定員数に対してオーバーしており、新規の児童を受け入れられない状況にあります。
しかし今現在”要保護児童”と認定されたこども達が約4000人、施設への入所を待っていると言われています。


私たちが活動をする中で、どこの施設に行っても職員の方が口をそろえて教えてくれることがあります、
それは、『施設に入所できた子ども達はラッキーなんです。』ということ。
今このときも家庭内で暴力を受けながら入所を待つ児童、満足な衣食住を与えてもらえないまま苦しんでいる児童が、  『死』を間近に感じながら日々耐えていて、一日でも早い保護施設への入所を待っています。

         

 それでも残念ながら保護が間に合わず、                  毎年100人近い児童が入所までいかずに苦しんだまま命を落としていると言われています。