全国の中学生のうち、37人に一人は不登校...

2013年度に全国で不登校(年間30日以上欠席)だった小中学生は約12万人いたと文部科学省の調査で発覚しています。それは前年度に比べると約7000人増えたという結果でした。

さらには5年連続で減少していた不登校児童数が、2013年度をもって6年ぶりに増加に転じてしまったという結果。

上記は文部科学省が公表した「学校基本調査」に表記されています。

 

不登校の小学生は、2万4175人で前年度より2932人増えました。

中学生は、9万5181人で前年度より3932人増。その数は、全国の中学生の37人に1人が不登校児童であるということになります。


知っていましたか?そんなに多くの子どもが学校に行っていないという現状を。

小中学生を合わせて11万9617人が学校に通うことができないでいます。

何がこの数字を結果として生んでしまったのか?
”誰が”子ども達から『学校』という居場所を奪ったのか、、”何が”子ども達の『意欲』を消したのか?
理由はそれぞれだけど、学校でのイジメや家庭の貧困化...ネグレクト(親の育児放棄)等があります。

ただ、総体的に考えれば不登校児童がこんなにも増えてしまった原因は、今ある社会のあり方そのものが原因となってしまっていることは揺るがない事実だと思っています。